太陽と月と流れ星

谷村くんと長妻くんが好きな人

アイドルという仕事。

アイドルという仕事は、他の芸能関係の仕事と比べると軽んじられてる感じがしないでもないけど、ちょっと待ってほしい。

アイドルは、オールマイティになんでもこなせないといけない。
歌とダンスはもちろんのこと、演技、トーク、演出を考えることまで。バラエティで求められれば水風呂にも浸かり続けないといけないし、高所で綱渡りもしないといけない。それがたとえヘタであったとしても、とりあえずやらなくちゃいけない。それってかなりすごいことですよね?普通の人には「とりあえずやる」ことすら難しいことを求められることがある。アイドルってすごいな。

アイドルは自由に恋愛ができない。
他の芸能人でもそういう面はあるけど、俳優さんたちは直接ファンの声を受け取る場が少ないし、基本的には結婚しちゃったからうんぬん、熱愛が出るなんてうんぬんって意見はスルーしようと思えばできる(と思う)。
でもアイドルは恋愛対象としての自分を売ってる仕事でもあると思うし、ファンの前に立つ仕事が多いから、ファンの勝手な声をある程度見たり聞いたりしないといけない。というか、恋愛が公になることによって如実にファンが減るおそれが大いにある。人気商売である以上、固定客を失うのは問題しかなくて、その点やっぱり他の芸能人に比べてもより恋愛はしにくいはず。

アイドルには期限がある。
ま、続けようと思えば続けられなくもないんだけど、アイドルの旬は10代って基本的には思われてるよね。そこからの人生のほうが長いのに。そこから輝く人だってきっと多いのに。少なくとも「アイドル」としてやれるのは若いうちだけかなって。けど、最近はそうでもないかな笑

だから、アイドルは「アイドルをやる」っていうプロ意識を持ってやればかなりすごいお仕事だなぁと思うんです。
キャーキャー言われたいだけじゃ続かないし、ある程度覚悟を決めないといけないんだろうな。
その点で、私的にすごいなぁと思うのはSexy Zone中島健人
正直、中島のファンになったことないし、RTとかで回ってくる雑誌のインタビュー記事見たことしかないけど、中島の覚悟とか考え方はすごいなって思う。自分が元々ジャニーズが好きだから、と言っても、女の人ではない以上女の人のファンの気持ちってわかりえないと思うんだけど、中島はそういうところにも気を配ってるなぁと。プライベートでは女の子と話をしないことに決めた、みたいなのはさすがですよね。
そして、中島はアイドルとして成功してる。そこまで含めて中島はすごい。
中島がただかっこいいからってだけでなくて、中島のアイドルとしてのスタンス含め中島を尊敬してる先輩に挙げてるJr.だったら、かなり可能性感じます。

ファンの声が届きやすいという点に関して言えば、アイドルってそういうとこも大変だなぁって日々思ってます。
同じ子のファンでも「○○くんのダンスが好き」な人と「○○くんは好きだけどダンスは嫌い」な人がいて、どちらも満足させることは確実に不可能だから。
だからある程度は自分の意思を持って進む道を決めていってほしいなと思います。「○○くんは変わった」って離れていくファンを捨てたとしても、もっとたくさんのファンをつかむ可能性があるから。でも、いなくなってしまった自分のファンが、かつて自分のことを支えてくれたことは忘れないでほしい。
…別に特定の誰かの話してるんじゃないよ?笑

ちなみに言っておくと、いくらアイドルがすごい仕事だと言っても、アイドルファンっていうのはなかなか人には言いづらい趣味であることには変わりないけどね笑 特に年が割と離れた年下の子を応援してるとね。17の子が好き=ショタコンってなる世間の人たちおかしいなと思うけど。ショタコンって言葉の定義がっばがばだな!笑


ライバルという名の仲間

仲が良くてライバル。今までたくさんの創作物で描かれてきた関係性だとは思いますが、ことアイドルの関係性として、今まで私は特にこういう関係のコンビに惹かれたことはありませんでした。というか、私の好きなコンビにはそういう関係性の2人はいませんでした。ライバルならライバル、仕事仲間なら仕事仲間。一番好きなのは仕事仲間というだけの間柄のコンビで、それは今後も変わらないと思っていました。

 
そこに出てきたのが谷村龍一、長妻怜央の「たになが」コンビです。
谷村と長妻は、初めて2015年シアタークリエB公演でシンメになったときは、正直「これでシンメ固定にはならないよな」という感じでした。そのころ、Sexy ZoneのSexy Power Tourが並行して行われていて、長妻はそこでは寺西拓人くんとシンメだったからです。
だけど、今現在一応は谷村と長妻はシンメのままです。シンメであるということが継続的なものなのか、単発的なものなのか、どれをとってそう判断するのかという問題はありますが。
あれからまだ1年が経たない間に、シンメとしていろんな仕事をしました。初めてシンメになったシアタークリエB公演から始まり、A.B.C-Zコンサート東京大阪公演のメインバック、TDCでのSummer Paradise公演、ジャニーズワールド、ザ少年倶楽部の前説、各種歌番組出演などなど…舞台やコンサートの見学にも2人一緒に行ったり、目情も2人揃って出たり、とにかく2人が一緒にいることが多かった。今まで好きだったコンビ、シンメではありえなかったことで、元々シンメの仲良し売りが好きなわけじゃなかった私としては戸惑いました。
 
でもね。仲良いことはもちろん悪いことじゃないし、仲良くすることでお互いが高め合えるなら、それってすごく素晴らしいことじゃないかと気づいたんです。
先日発売されたジャニーズJr.カレンダーで、谷村くんと長妻くんは、仲の良いJr.、ライバルだと思ってるJr.としてお互いの名前を出していました。
仲の良いJr.では2人とも複数人の名前を出してたし、コメントもどちらもごはん食べに行くとかいう大したことないエピソードしか書いてなかったので特に触れませんが笑、ライバルだと思ってるJr.で長妻くんは「谷村龍一。2015年のシアタークリエでの公演で、シンメになって以来、永遠のライバル」、谷村くんは「長妻怜央。どんどん成長する姿を見て、置いていかれないようにがんばろうって思う」とコメントしています。
尊すぎませんか????
あんなにたくさんのJr.がいて、どの子もみんなそれぞれの味があるなか、お互いの名前だけをライバルとして挙げてる。ほんとに尊い以外の表現ができなくて辛いです。ボキャ貧悲しい。
 
シンメは一番身近で一番比較される人だと思います。それが重荷になったり、ぬるま湯みたいになったりしたらいやだけど、シンメががんばってるから自分もがんばろうって思えるなら、それは最高の仲間なんじゃないかなと思うのです。
Jr.たちはみんな仲間だけどライバルで、協力しなければいけないときも多いけど、いざというときには結局一人なんだということを考えると、ジャニーズJr.って大変だなぁと思います。気にしなくちゃいけないことも多くて、学校もある程度はきちんと行かないといけないのに、精神的にかなり疲れる世界に身を置いている。
そんなとき、一番近くにいる仲間が身近な目標かつライバルとしてそこにいて、辛いことを共有できて、お互いを友達としても好きだと思えて信頼できるならステキだなぁって。
たにながはまだそこまでの域には達してないのかもしれないけどね。ただ、ながつが谷村たちと「仕事の話をよくしてる」と言っていたところにお互いを仕事仲間としてきちんと認識しているんだなというのが感じられるのが地味に好きです。ただ仲がいいだけじゃ足りなくて、仕事をする上で欠かせない大切な人、にお互いがなっていったら嬉しいです。

アイドルヲタクと仕事(休み)

ヲタクをするためには資金が必要。資金を手に入れるためには働かないといけない。そういう意味でヲタクにとって仕事は大切なものだと思います。
アイドルヲタク、特にジャニヲタをやる上ではお金も大事だけど、時間も大事!休みも大事!ということで、これから仕事に就こうとしてるジャニヲタのみなさんは、特にやりたいこととかなりたいものとかなければ、「休日」という観点から仕事探しをしてみてもいいかもしれません(という悪魔のささやき)。

休日は、完全週休2日制とか、カレンダー通りのおやすみとか、シフト制とかありますね。私はカレンダー通りのおやすみなので、土日にコンサートが行われることの多いジャニーズのアイドルは割と観に行きやすいかな。曜日固定のおやすみは、月曜休みだと少年収行きやすいとか、水曜休みだと舞台観に行くのには不利(水曜休演日って多いよね)とか曜日によってコンサート・舞台の行きやすさは変わるのかなぁという気がします。
舞台みたいに平日にも行われるものの場合は、休日よりも倍率が低いこともあって平日の公演に入りたい!と思うこともありますよね。そういう時には年次有給休暇を使おう!となるでしょう。年次有給休暇は、法律的には労働者が申請すれば取れるもので、会社側には日にちの変更を求める権利しかないんだけど、実際仕事場の雰囲気によって休日の取りやすさは全く変わってくると思います。
私の周りの社会人の方々は割と有休取りやすい環境で働かれてるのかなーとなんとなく思うんだけど。こういうのは実際に働いてみないとわからないと思うから、そういう意味でOBOG訪問って大事なのかもしれません。私はしたことないけどね。←
年休に関しての法律は今後変わるみたいなので、会社が労働者に対して5日は必ず年休を使わせないといけないというルールになるかもしれないみたいですね。でもこれ、なんとなくジャニヲタにとってはありがたくない気も…。というのも、必ず使わせないといけない5日は会社が指定できるということみたいなんです。今でも、年休のうちの数日は会社が指定して休ませるという会社もあるみたいですが、私としては自由に休み使えないと意味なくない?!って思います。年度始めに指定してねーとか言われても、そのときにはまだコンサートとかの予定なんてわからないし!Jr.担に関していえば、どこに出るかもわからないし!直前に有休申請してもおやすみが取れる、これが一番の理想かな。もっと欲を言えば、おやすみ取る必要がなくなったらすぐに撤回できたらもっといい…← 現実なかなかそうはいかないんでしょうけどね。
あと、年休を時間で取れるかどうかも重要!夜公演だけ入るなら、午前中は仕事してたいもーん。1日休むのもったいなーい。というときに時間休が取れたらいいですよね!私はセクゾパンフのオフショが出たときに1時間時間休を取って買いに行ったことがあります…土日まで待てなかったんだもん、水曜だったし…(確か)

さんざんいろいろ書いてきましたが、結局、おやすみに関することは入ってみないとわからないことが多いと思う!ので、就活の際には機会があれば実際に働いている方のお話を聞いてみるといいと思います!休みに関することは聞きづらいと思うけど、ジャニヲタを続けるためには大事なことだと思いますよー。現在就活中のみなさん、がんばってくださいねー!♡

たにむらくん

谷村龍一くん入所6周年おめでとうございます!!
あの若さでもう丸6年の職業人生があるなんて、本当にすごいですね。というわけで、珍しく谷村くんのことを賛美する記事を書いてみようと思います。谷村の6年の職業人生のうちの半分しか知らない私が書く「谷村について」の記事。よろしければどうぞ。

谷村はねー、とにかく夢を見させてくれるアイドルだなぁと思います。谷村を見ると元気が出るし、やたら発言がアイドルだし。
背高いから、まずそれだけでそこそこモテそうなのに、とにかく「人見知り」「ネガティヴ」「陰キャ」推し。女の子からの扱いが雑っていうキャラ、アイドルとしてどうなの?って向きもあるとは思うけど、アイドルとしては女の子の影を感じさせないという売り方はあながち間違ってないんじゃないかなぁと思うよ。
谷村は「ファンのみなさんのこと考えてますよ」アピールもすごいよね。ファンレター読んでますよっていろんなとこで言うとか、夢はデビューしてファンのみなさんを幸せにすることですって言い続けるとか。それがほんとでもウソでも、ファンはそういうことを言われたらもちろん嬉しいし、あぁこの子についていこうって思える。谷村のファンは、数がすごく多いわけではないかもしれないけど、みんながみんなすごく谷村のことが好きで、一度ファンになったら離れないってイメージがあるのね。たぶん谷村がこういうファンのほうを向いてるアピールが上手な子だからだと思う。
客観的に見てるかのように書いてるけど、実際私自身も思いっきり谷村の策略に乗せられてるよ!笑

あと、なんだかんだ谷村は「持ってる」人。
はっきりしてなかった(と思われる)入所日が、なぜか前日になってカレンダー早売りでみんなの知るところとなってこんなふうにお祝いされるとか、持ってるとしかいいようがない。
シンメにもいつも恵まれてるなぁと思うしね。お互いに切磋琢磨できるような、お互いのいいところを引き出せるような子とシンメになることが多いなぁって。私は今はたになが厨だから、とにかくたにながのこと褒め称えてしかいないけど、長妻が谷村のシンメになってくれて本当に幸せだと思ってます。谷村は結構負けず嫌いなところがあると思うし、自信家なところがあると思うけど、その負けず嫌いなとことかを長妻は刺激してくれる存在なんだろうなぁって。前もたぶんピングレの記事かなんかで書いたけど、長妻は今、シンメでライバルだけど少しだけ谷村より先を行ってる存在だと思うから、そういう人をライバルとして見てる谷村はきっともっと成長してくれるんじゃないかと期待してます。

これからの7年目のジャニーズ人生も、谷村にとって充実した楽しいものになりますように。いつまでも、楽しそうにステージで踊ってくれますように。いつの日か谷村の夢が叶いますように。
これからもずっと応援させてください!

アイドルとはなにか

アイドルを何かに例えるならば何なんでしょうか。
私のブログのタイトルは、平成28年3月5日現在「太陽と月と流れ星」です。
それが、「アイドルをたとえるならばなにか」に対する私の答え。今のところ。

私、AKBの「僕の太陽」って曲が好きなんですよ。この曲の場合、僕の太陽という言葉が指しているのはアイドルに限った話ではないとは思うんですけどね。でも私にとって「僕の太陽」と言える存在はきっと自分が好きなアイドルなんです。その子がいるだけで自分の世界は平和で、明るくて、あたたかくて。アイドルはそういう存在だと思うから、アイドルをたとえるなら太陽。これがまず一つ目の答え。

二つめは月。月は自分の力で輝いているわけじゃないから、太陽と比べるといまいちアイドルのたとえとしてピンとこないという感じはありますよね。
ただ、太陽と月を対比して見て、動と静とか陽と陰とかって捉えると、私の中では太陽が長妻で月が谷村なんですよね。ほらきたよシンメ厨ー!笑
誰かにいじられることでおいしくなる、面白くなるっていうとこは、他に照らされて輝く月と谷村の共通点なのかもしれないなーとは思いますね。
もちろん、谷村もアイドルとしてはすっごくキラキラしてて明るくて太陽みたいな存在なんだけど(急にデレる)、このブログのタイトルとして暗にたにながを表現するならどうかって考えたら「太陽と月」という言葉が出てきたわけですね。

3つめの流れ星っていうのは、アイドルの儚い部分を例えたらそうなるかなぁと思っていれました。
先日、97年組が高校を卒業して、私が初めて見たときは中3だった子たちが大きくなったんだなぁってしみじみ感じて。もちろん、人間は誰でも歳をとるし、どの子にもそのときどきの美しさがある。だけど、「そのときどきの美しさ」ってそのときにしか見られないもので、それってすごく儚いよね。
アイドルは、仕事柄そのときどきの姿を写真や映像に収められることも多くて、後からそれを見ることも余裕でできるけど、その姿をそのときに見るっていうことには大きな意味があると思うし…。
それに、特にJr.はいつステージという表舞台から消えちゃうかわからない。その儚さも、一瞬キラッと輝いて消えていく流れ星に似てるかなぁと。
たまに違った形で戻ってくる子もいますね。最近は特に。でも、よく言われるように、ジャニーズのファンの人たちは「ジャニーズとして歌い踊る自担」が好きというのが強いのかなと思うので、違った形で戻ってきた子たちは「隕石」みたいに「あれ?思ってたのと少し違うな」ってなりがちなのかもしれないですね。そのへんは私にはよくわかりません。←

欲を言うなら、応援してる子たちにはいつまでも今いるステージの上で圧倒的な輝きで周りを照らし続けてほしいと思ってる。
そう思うとやっぱり私は谷村と長妻には「私の太陽」でい続けてほしいんだなぁと思います。

現代アイドルと恋愛

アイドルと恋愛というのは切り離しがたい問題である。
48Gみたいにおおっぴらに恋愛を禁止しているわけじゃなくても、男性アイドルだって恋愛についての話はタブーっぽい、なかなか難しい問題。なのに「好きな女の子のタイプは?」とか「理想のデートは?」とかの質問は1年に1回(特にバレンタインとかクリスマス時期)は必ずされてて、「恋愛対象としての自分」を売る仕事であるアイドルって大変だなぁと思う。絶対みんな「実際女と付き合ったら叩くくせにこういう質問は喜ぶって頭おかしいだろ」って思ってるはず。本人たちじゃないけど私は思ってる。

女の子アイドルの男性ファンが、アイドルの子の恋愛を嫌がるのは純潔性を求めているからだという印象が強い。で、男の子アイドルの女性ファンは特定の誰かのものになること、特定の誰かを特別視することを嫌がっているんじゃないかと感じる。私はね。だからファンの中でも特別扱いされてる子とか自分よりいい思いしてる(ように見える)子叩くし。ま、特別扱いに関しては、ファンという同じフィールドの人たちの中で誰かだけを特別扱いするのはおかしいからタレント側が叩かれるのは仕方ないと思うけど…

よく「彼女いてもバレなきゃいい」っていうけど、それがまずすごく大変ですよね。そこが今のアイドルの大変なところだなぁと思う。警戒しなくちゃいけないのがパパラッチとかのマスコミだけじゃなくて、一般人だってすぐに情報流すからね。どこで誰に見られてるかわかんないから、バレる可能性がものすごく高い。それはもちろん有名になればなるほどだし、ファンが若いタレントのほうが見つかるリスクは高くなるよね。だって遊ぶエリアがかぶるし、すぐ流すもん(偏見)。それを完全にかいくぐるのは難しいから、彼女なんていないほうがいいんじゃないかって話ですかね。極論だけど。

あと、本人のキャラとかイメージもすごく重要だよねこの問題。
彼女が5人くらいいそうな子が1人しか彼女いなければ(それが普通だけど)なんか誠実っぽいし、陰キャっぽい人が彼女いたら1人だけだとしてもファンは「裏切られた!」って感じそう。その人にファンが求めてるものにも関係してくるんだろうけど、あーそういうとこも含めてアイドルって大変だ。笑

とにかく、彼女がいるってすっごいハンデになるんだよアイドルって。少しでも真剣に見えなかったり、不真面目な態度が見られたらぜんぶ「女がいるから」って言われる。そりゃ不真面目な態度はいけないことはいけないけど、立ち位置下げられても「女いるからだよね、自業自得」ってなるとさすがに雑すぎるだろってなるよね笑 でも、彼女がしょーもない人だったら更にイメージ悪くなるし、一緒にいることによって本人が仕事に真剣になれなくなるような人だったらやっぱり嫌なんだろうなぁ…

こんなに大変な思いをして、アイドルって大切なものを捨ててアイドルしてるんだろうなぁと思うと本当にすごい。今日もアイドルでいてくれてありがとう。
人生で最も(?)輝いている時間を、自分や周りの少数の人のためだけじゃなく、世の人たちのために使ってくれてることが本当にありがたい。一番綺麗な自分を、大切なものを犠牲にしてまで多くの人の目に晒してくれてるなんて、もはや聖人。だからやっぱり私はアイドルが好きなんだなぁと思います。


シンメ厨が読むピンクとグレー。

なぜこのタイミングで、という感じですが、ピンクとグレーを読みました。
発売されたときに単行本で買って、すぐに読んだはずなんだけど、私とにかく本の記憶が頭に残らない人なので、改めて読んでみたんです。家族が文庫本で買ったのがあったのでそれを持ち帰って。映画化したしね。これ以降はただの感想なので、たぶんピングレ読むか見るかしてないとよくわかんないと思います。

たぶん、前に読んだときはただ「あぁ、河田大貴はシゲなんだな」って思っただけだと思う。どちらかといえば地味なシゲを、私自身は好きだったしウチワも持ったけど、でも鈴木真吾(ごっち/白木蓮吾)か河田大貴(りばちゃん/河鳥大)かでいえばシゲは絶対河田大貴だろうと。周りの人たちが成功していくのを羨ましく思って見つめていた立場だったんだろうなぁって。
よく考えたら、シゲはれっきとしたデビュー組なわけで、デビューできずにJr.としてジャニーズ人生を終えていったたくさんの人たちに比べたら明らかな成功者なんだよね。だからシゲは鈴木真吾でもある。それは文庫本に収録されてたインタビューで改めて感じたわけだから、やっぱり文庫本でも読んでよかった。相変わらず好きなタレントさんのことはけなしてるし過小評価してるなぁと自分の性格がよくわかりましたね。笑

で、本題の「シンメ厨から見るピンクとグレー」という点ですが。
これ、シンメ厨だったらぜひとも自分の推しシンメに!って思う小説。だからファンの目をあんまり意識せずに書いたっぽいこと言ってた割にはファンが求めてることをわかってる感じがした。シゲアキずるいな。笑
シンメって言ったって、たまたまステージ上で対称の位置で踊ることを義務付けられただけの2人組であって、もちろん能力の差や運の差がある。だから、片方だけがより華やかなステージに駒を進めて、片方が現在の位置で立ち往生してるということは往々にしてあるわけで。平等に、なんて上手くいかないのはわかってるけど、シンメ厨は鈴木真吾みたいに「2人でこの世界で生きていける」って夢見てしまいがちなのかなぁって。そういう期待が重いと感じるのは残されている側。本当にその世界で生きていきたいからこそ、相手にちゃんと顔向けできる自分でいたいからこそ、優位にいる側の好意を受け入れられないっていう気持ちもわかるんだけど、それは男の人だからよりその気持ちが強いのかなぁと思った。率直に。
たにながを見るだけでもわかるけど、白木蓮吾側になるのか、河鳥大側になるのかはそれを切り取る時期でだいぶ変わってくる。常に片方が先を進み続けてるシンメってなかなか珍しいと思うし。切磋琢磨する中で、チャンスは平等ではないにしろどちらにもそこそこ与えられてるのかなって。たにながでいえば、谷村はスノプリからのセクバで、安定しておいしい位置をもらってた(んだよね?)。それに対して長妻は、1年まるまる仕事がない時期があって。それが彼にとっては奮起して頑張る気持ちを養えた期間だったみたいだから結果的にはよかったんだろうなと思うけど。その頃だけを切り取れば谷村が白木蓮吾側なわけだけど、今はどちらかといえば河鳥大側でしょ?置いていかれてるとか、長妻ののし上がりっぷりに不安を感じてる部分も少なからずあると思う。だけど、谷村は少し先を進んでいる(ように見える)長妻を、憧れとしてではなくライバルとして見ていて。そこがたにながを見ていて安心するし好きなところ。
ピングレのごっちとりばちゃんの関係で素敵なのはお互いに憧れを抱いているところ。とは言っても、ごっちの心情は最終的にはごっちを演じるりばちゃんの想像でしかなくて、この小説全体をりばちゃんの「ごっちを通した自分語り小説」と見るなら本当にお互いに憧れを抱いているのかは疑問が残るね。まぁ、そんな夢も希望もない野暮な見方はしたくないししないから、お互いに憧れ合ってるごっちとりばちゃんがすごくいい。こうなってほしい。さっき谷村が長妻に憧れてるわけじゃなくライバル視してるのがいいって言ったけど、片方だけが憧れを抱いてるわけじゃなければ、憧れって感情自身は悪いものじゃないからね。
最後の最後に純粋に萌えたシーンの話をすると、ごっちとりばちゃんがルームシェアして、2人だけの掛け合いシーンの台本の読み合わせするのめっっっちゃ可愛かった!!!これやってる谷村長妻妄想するだけで1週間生きられる!!!(嘘)

とにかく、ピンクとグレーは、今改めて読んだら改めていろいろ考えさせられた小説でした。他のシゲアキの小説も読もーっと。